劇団ミヤケは、演出家磯村純の一言でできた劇団です。
「三宅、座長な」から始まり、1年がたち、
いつの間にか、メンバーが集まっていて、
いつの間にか、その名は芝居仲間に浸透し、
いつの間にか、2年がたち、
そして、旗揚げです。
でも、この旗揚げ公演は「いつの間にか」で、終わったりしません。
劇団ミヤケは総勢七名。座長三宅以外はみんな本当の所属があります。
だからこその、座長三宅なのが本当のところかもしれません。
だから、いつの間にか終わってしまってもおかしくありません。
ですが、いま、みんなの旗揚げにかける思いはモノホンです。
きっと観にきた人は、いつの間にか劇団ミヤケの虜になり、
いつの間にか、たくさんのお客さんに愛される劇団に・・・
そうなりたい。
いつのまにか、座長の中にはそんな思いが芽生えていました。
だから、もし、メンバーたちにもそんな思いが芽生えているなら、
きっと、それだけで、劇団ミヤケだとおもいます。